アラフォー仕事を辞めてフィリピン親子留学

10年前に某地方私立大を卒業後、英語からしばらく遠ざかっていたが、仕事でアメリカへ行った際、自分が井の中の蛙であることを知る。仕事のこと、子どものこと、老後のことを考え、再び英語を学ぼうと決意する。当初、独学で英語を勉強していたが、急遽、フィリピンへ親子留学に行くことに...。

留学前に勉強していったこと②

文法書はどれを選んだか?

従来の堅苦しい暗記重視の参考書は、すぐに挫折してしまうと思い、amazonランキングや口コミを参考にし、わかりやすくて読みやすそうなものを探しました。ランキングや口コミを見ると、他にも良さそうなものがいくつかありましたが〝ベストセラーよりロングセラー〟長きに渡って、英文法参考書ランキングで上位を維持し続けている『一億人の英文法』を選びました。書店でも立ち読みしましたが、ネイティブの感覚やイメージをつかめ、そして皆が感じる多くのなぜ?に答えている参考書だと思いました。 

どのように勉強したか?

あまり細かい部分にこだわらず、まずは通して読んでみました。筆者は10日で一通り終わらせるのが目安と言っておりますが、時間的に難しかったため、自分のペースで進め、2ヶ月くらいで一周読み終えました。ただ、内容は覚えていません。何回か読んで、わからないときに辞書的に使用する方法を考えておりました。

実際意味はあったのか?

ざっと一周読んだことで、大学受験で勉強したことの復習と新たに得られた知識もありました。ただ、実際に留学をして語学学校に通うとなると、おそらく文法の授業はありますし、または何らかの授業で文法を取り扱うことになるはずです。その際、授業では別のテキストや資料を使うことになるので、わざわざ『一億人の英文法』を購入して、一通り読んでいかなくても、結局別のテキストで同じような勉強をすることになります。ちなみに、よく日本から慣れ親しんだ日本語のテキストを持参した方がいいと言われますが、学校に通うのであれば不要だと思います。結局、一度も見ませんでした。

事前学習まとめ

英単語と英文法の基礎を復習して行きましたが、個人的にはあまり意味がなかったように思います。では、何をやっておけばよかったのか?前項にも書きましたが、英語を読んだり聞いたりする時に、頭から理解していく癖をつけることです。単語と文法は嫌でも学校でやりますし身についていきます。でも、英語を頭から読んだり聞いたりして、その語順で理解していく癖は、あらかじめ日本で身につけていかないと現地では教えてくれません。英語の文章を読む時、一旦最後まで読んだ後、もう一度読み返し、頭の中できれいな日本語に訳してませんか?すごく無駄ですし、時間がかかり過ぎます。頭から読んで行きながら理解していく必要があります。ちなみに理解するのであって、記憶することとは違います。それと同様、聞くときにも、頭から聞いて理解していく。聞くと同時に理解することが大切で、日本語に訳したり、英語を文字に起こす必要はありません。

では、何をどのように勉強しておけばよかったかというと、『超英語思考トレーニング』という本を勉強しておけばよかったと思いました。巷では英語脳と言われておりますが、先程も言った、英語を頭から理解していく癖をこの本では付けられると思います。ネットでは英語脳になるための様々な方法が提案されていますが、私はこの『超英語思考トレーニング』という本が一番しっくりきました。