留学前に勉強していったこと
よく言われていることですが、「留学前に何も勉強せず、ぶっつけで行きます!」「とりあえず海外に行ってしまえばなんとかなるでしょ!」と、正直思いたいところではありますが、やはり何も勉強せずに行くのと、少しでも準備して行くのとでは違うと思います。留学期間が1年以上の長期であったり、元々英語のスキルが高ければ話は別ですが、やはり事前に勉強して行くに越したことはありません。
ではどのようなことを勉強して行くといいのか、その内容は「今現在、現役大学生でTOIECで高得点を狙いたい!」「リタイア後に海外移住するために英会話ができるようになりたい!」など、現在の自分の状況や将来の目標によっても変わってくると思います。
私は、大学受験後から10年以上英語から遠ざかっていたこと、外国人とコミュニケーションをとれるようになりたい、日常会話ができるようになりたいというところを目標にしていたので、2017年8月から留学する2018年1月までの半年間、働きながらではありましたが、まずは基本的な英単語と英文法を中心に勉強することにしました。
単語帳はどれを選んだか?
まず、「聞ける」「話せる」ようになりたかったため〝発音〟も学べるCD付の単語帳を探しました。そこで様々な種類がある中、DUO3.0とキクタンシリーズの2つにたどり着きました。
DUOとキクタンどちらがいいか?
キクタンを選んだ理由
どのように勉強したか?
キクタン【中学英単語】高校入試レベルをパラパラと見たところ、6割くらいは知っている単語でした。まずは、CDで単語の発音部分を聞き、スペルと意味を書き出すという方法で一通り進めました。ちょうど2週間で一周し、8割程度の単語の発音・スペル・意味はわかるようになりました。ただ、単語だけわかっても英語は理解できません。
キクタン【中学英単語】高校入試レベルには、単語の他に、Check2(フレーズ)とCheck3(例文)があり、それらの発音もダウンロードできます。なので、二週目はこのCheck2(フレーズ)とCheck3(例文)を使用し進めていきました。具体的なやり方としては、①アイシャドーイング:発音を聞きながら目でフレーズを追っていく、②シャドーイング:聞き取った発音を聞いたそばかそっくり真似て声に出す、 ③ディクテーション:聞き取った発音を文字に起こして意味を理解する、です。いずれもキクタン【Basic】のテキスト前半部に記載されていた方法です。ただ、二週目は、2ヶ月もかかってしまいました。仕事の繁忙期と重なってしまい、なかなか勉強する時間が取れなかったのでした。ようやく11月中旬に二週目が終わり、8割程度の単語の発音・スペル・意味はわかるようになりました。その後、キクタン【Basic】に移行し、同じやり方で留学直前まで続けました。